「高知×鳥取 まんが王国会議2015 in AKIBA」開催レポート!!

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更新日 : 2015/10/30

 2015年10月25日(日)、東京都秋葉原で「高知×鳥取 まんが王国会議2015 in AKIBA」を開催しました。当日、ご来場をいただきました皆さま、ありがとうございました。

 当日の様子をレポートします。


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 このイベントは、共に「まんが王国」を自認する高知県と鳥取県が連携し、毎年この時期に秋葉原で行っているもので今回が3回目の開催。今年は、“秋葉原ハロウィンパーティ2015”と、“秋フェス2015”とのコラボ開催となりました。

 会場には、早朝からすでに大勢の人だかりが!! このイベントへの期待感が伺えます。


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 12時開場。会場には、高知県、鳥取県両県のPRブース、物産展の販売ブースがそれぞれ設けられ、PRブースには、今回のステージイベントの特別ゲストである、漫画家の窪之内英策先生、アダチケイジ先生からお借りした貴重な作品原画が提示され、来場者の注目を集めました。高知県PRブースにはまんが甲子園の受賞作品や、審査員の寄せ書きも展示!! 多くの方が足を止め、写真に収めていました。また、無料配布されていたまんが甲子園20回大会記念誌も瞬く間になくなるなど、まんが甲子園への関心の高さも垣間見られました。


つ つ

 12時50分。プレステージイベントとして、高知から来たゆるキャラ「カツオにゃんこ」と来週お台場を中心に開催される「ドリーム夜さ来い」のPR隊が登場。気合いの入ったダンスで会場を盛り上げます。


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 13時。いよいよ、「高知×鳥取 まんが王国会議2015 in AKIBA」ステージイベントが始まりました。

 今回の特別ゲストは、高知県代表として窪之内英策先生(代表作「ツルモク独身寮」など)と声優の島本須美さん、鳥取県代表として、アダチケイジ先生(代表作「グラゼニ」)と声優の下田麻美さん。MCを務めるのは、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーです。

 ステージでは、まず鳥取県出身の2人が、和気あいあいと地元あるあるを披露。「鳥取県では町の中で友達に遭遇する確率が異常に高い。また、自動車とすれ違うと“あれ、○○さんちの車だ”とわかってしまうほど。(人口が少ない分、皆が親しんだ温かい人間関係の中で生活しているのが魅力)」「鳥取には温泉がたくさんある。上京する時に一番残念だったのは、温泉に入れなくなること。」鳥取県民は恥ずかしがり屋な人が多いなどの特徴もお話されました。

 続いて、高知県出身の窪之内先生と島本さんは「人口当たりの漫画家輩出比率が全国1位の高知県。まんがを描いていても否定されない、まんがへの理解がある。また、人柄がよく、嘘をつけない人が多い。」と地域性と県民性をアピールしました。

 また、窪之内先生のデビューのきっかけになった、小学館の新人コミック大賞受賞の際には「名探偵コナン」の青山剛昌先生とのダブル受賞だったという意外な鳥取県とのつながりなども紹介されました。


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 続いて、「まんが王国・土佐」で開催される3つのイベント「まんさい」「全国漫画家大会議」「まんが甲子園」と、先頃販売がはじまった「高知フィギアみやげ」についても紹介されました。2016年3月5日、6日に開催される「第2回全国漫画家大会議 in まんが王国・土佐」には、本日参加の窪之内先生も出演し、本格的なライブドローイングを見せてくださることがすでに決定しています。

「まんさい」
毎年11月に、高知市文化プラザ・かるぽーとで開催されている「こうちまんがフェスティバル」。略して「まんさい」。本年は11月7日(土)、8日(日)の2日間に開催。声優の古谷徹さんをはじめ、小野大輔さん、近藤孝行さん、歌手の喜多修平さんなどがいらっしゃいます。詳しくはこちらをご覧ください。

「全国漫画家大会議」
昨年20名もの漫画家の先生をお招きし、トークセッションやまんがの描き方の指導、作画対決などを2日間にわたって開催し大好評を得たイベント。次回は2016年3月5日(土)、6日(日)の2日間、高知市文化プラザ・かるぽーとで開催。窪之内先生をはじめ、多数のゲスト漫画家にご出演いただきます。詳しくは、まんが王国・土佐ポータルサイト 漫画家大会議特設ページで順次発表します。

「まんが甲子園」
全国の高校生を対象とした、知識・教養・ユーモア・画力を競うまんがサークル日本一を決める知の大会。毎年、全国から300校以上が応募、決勝に残った30校が高知でB2大の用紙を使い、与えられたテーマを自由に表現します。来年25回記念大会は2016年8月6日(土)・7日(日)の2日間、高知市文化プラザ・かるぽーとで開催。 詳細はこちら

「高知フィギアみやげ」
高知家のおみやげが精巧なカプセルフィギュアになって海洋堂から登場。鰹のたたき、高知城、よさこい踊り、カツオにゃんこなど全8種類が高知県内各所で発売中。東京都銀座にある高知のアンテナショップ「まるごと高知」でも販売中です。
高知フィギアみやげ

 また、鳥取県からは現在開催中の「名探偵ミステリーツアー」や改名したばかりの「米子鬼太郎空港」、「鳥取砂丘コナン空港」についての紹介がありました。

「名探偵ミステリーツアー」
JR西日本では、今回で第13回目となる「名探偵コナン ミステリーツアー」をコナンの作者である青山剛昌先生の出身地 鳥取県で実施中! チェックポイントの5箇所を捜査し、謎を解く体験型ツアー。青山剛昌ふるさと館がある北栄町(ほくえいちょう)を中心とした鳥取県中部圏域をメインに、鳥取県内を周遊いただきます。開催時期は11月23日まで。

 「鳥取砂丘コナン空港」
2015年3月に「鳥取砂丘コナン空港」と命名されました。巨大トリックアートをはじめ、いろいろなコナンとその仲間がお出迎え。今年度に第2弾の装飾の実施を予定しています。

「米子鬼太郎空港」
空港のある境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげる 先生の出身地。平成22年4月に「米子鬼太郎空港」と命名されました。空港内ではいろいろな鬼太郎のオブジェがお出迎え。今年度中に装飾の全面的なリニューアルも予定しています。

 さらに、両県の物販販売担当者が登壇し、高知の鰹のたたき、お酒、鳥取県の蟹などについてPR合戦を行うコーナーや、SUPER☆GiRLSの前島亜美さんと宮崎理奈さんも参加してのお絵描き伝言ゲームなども行われました。


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 また、窪之内先生が「滅茶苦茶可愛い女の子」をテーマとした作画を、アダチ先生が「グラゼニ 凡田夏之介」をその場で描くライブドローイングも行われました。さすがのプロの技術に、一般参加者のみならず、登壇者も見入ってしまい、進行が途切れる一幕も。。。


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 「96時間寝ずに仕事をし、そのあと映画『バクマン。』を観てから来ました。こういうイベントへの参加は初めてですが、何か鳥取県のお役に立てればと思って出てきました」というアダチ先生。

 「ドラえもんをはじめて読んだ時に漫画家になる決心をしました」という窪之内先生。本当にかわいい、女の子をわずか数分で鉛筆だけで描きあげてくださいました。

 なお、描かれた色紙は来場者参加のじゃんけん大会の勝者2名に両県からのおみやげと一緒にプレゼントされました。


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 楽しい時間はあっという間に過ぎ、ステージイベント終了の時間が近づいてきました。最後にコメントを求められた下田さんは「今日はドローイングもあって、これまでとまた違った楽しさがありましたね。両県には、おいしいものもたくさんあって、今日の物販でもそれらを持ってきてくれているそうなので、みなさん楽しんで帰ってくださいね」と来場者に呼び掛け。アダチ先生は「「高知×鳥取」と描いているので両県の対決だと思っていたら、リハーサル後に、緊張している自分に高知のお2人が「フォローするのでまかせて」と言ってくれました。これからも仲良く、共同戦線をはって両県をPRしていきたいです」。窪之内先生は「こういうイベントを通して、まんがが文化として伝わるように、絵を描く人たちにとって実のあるものにしていきたい」と、それぞれに意気込みを語ってくださいました。島本さんは、「まんがやアニメーションはその時代に必要なことを若い人たちに分かりやすく伝えてくれる媒体です。だから、まんがを軽く見ないで、素敵なものがたくさんあるともっとわかってほしい」とお話してくださいました。


ち ち つ つ つ つ つ

 なお、島本須美さんには、新たに「高知県観光特使」にご就任をいただくことになり、この会場で、「委嘱状交付式」も行われました。その様子はこちら

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