【結果発表】まんが甲子園オンライン

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更新日 : 2020/08/05

~最終審査結果発表~


オンラインロゴ

 

 

たくさんのご投稿ありがとうございました!!

厳正なる審査の結果、以下のとおり受賞者が決定しました。

おめでとうございます!!

 

 

最優秀賞


1位作品

静岡県 静岡県立伊東高等学校城ヶ崎分校

浅香 里桜PN:軟体動物 

【審査委員長講評】
 全力投球で、直球が投げ込まれ、緊迫感みなぎる審査会場で、力を抜いた変化球が、さわやかな笑いを誘い、優勝を勝ち取りました。
 TVニュースを「新型コロナウイルス」「マスク」が占領する中、この作品は一枚漫画の魅力を最大限発揮して、初めての「まんが甲子園オンライン審査」のピンチを見事に救いました。

 

 

第2位


2位作品

大韓民国 全南芸術高等学校

신화영、여혜은(PN:HyHy

【審査委員長講評】 

 言葉の壁を乗り越え、海外参加の作品が二位の座を勝ち取りました。
 丁寧な作風が、審査員の共感を呼び、多くの票を得た時は、拍手が起きました。
 『まんがは世界共通語』と言われて久しいのですが、まんが甲子園も30年継続の実勢を踏まえて、応募メンバーの人柄までが伝ってくるのは嬉しいことです。
 この流れは、高知県から広く世界の海に伝わって行くことでしょう。

【翻訳】

1 お客様が来なかったら、こっちから行く!
  新しい生活様式を身につけるボク!

2 訪問者を確認します。

3 体温測定
  マスクチェック
  眼球チェック
  じゃんけんぽん
  ブー

4 あんまり新しすぎて、追いつけない。。。

5 あらっ、マスク忘れちゃった。。。

6 そ。。。そうですか。取り合えず中に入ってください~

  どんなに新しくなるとしても変わらないことがある。。。

 

 

第3位


3位作品

福岡県 真颯館高等学校

岡崎 さくら(PN:いねむりくん

審査委員長講評】

 ライオンとシマウマのキャラクターと、その表情が実に個性的であります。
 「密」を語り、「生存」を賭けた画面から、このタッチでしか生み出せない、独自世界が生まれているのです。高校生諸君の作品がこのレベルに到達しているのは、30年に及ぶイベントの歴史が、“新型コロナウイルス禍”の中で、独自世界を開花させる。---土佐の空気がそれを可能にしているのでしょうか!? 

 

 

審査員個人賞

 

【牧野圭一審査委員長】


牧野賞作品

静岡県 三島学園知徳高等学校

山田 美紅(PN:委員長)

【審査委員長講評】

開拓団ができて、新しい生活に入っているんだけれども、「帰りてぇ」といっているこのセリフですね。地球に帰りたい、だけれども開拓団として宇宙に派遣されているというシチュエーションが心に残りました。非常に強烈な印象があったのでこれを選びました。

 

 

 

 

 

【くさか里樹審査員】


くさか賞作品

シンガポール共和国

ナショナル・ジュニアカレッジ

Jodie Liaw Kai Xing、Wang Huiyi、

Marian Pwint Phu Htut(PN:JASE)

【審査員講評】

私は勢いのある作品が好きで、とにかく勢いのあるものにしたいと思って。フラフープにはやられました。いろんな人が対策を、アイデアを出しているなかで、街中でみんなフラフープをしている映像が頭のなかに浮かんでしまって、とにかく元気でポジティブで、アクティブで、この炎でフラフープを回しているという勢いにやられました。

【翻訳】
1 新型コロナウイルスを防ぐため、政府は新しい安全対策を講じた。
2 外で安全を保つため、誰もがとらなければいけないいくつかの基本的手順があるけど...
3 必要以上に対策する人を見るのが普通になってきた。
4 それはちょっと消毒剤のつかいすぎでは?!
5 近づけねえよお前!!
   ※フラフープ
  それは少しやりすき!

 

 

 

 

Moo.念平審査員】


Moo.賞作品

香川県 香川県立善通寺第一高等学校

牧野 佳歩(PN:ツナ缶)

【審査員講評】

 個人賞なので、好みの理由だけ述べさせていただくと、僕が竹中直人の大ファンで、往年の東宝特撮映画でお馴染みの土屋嘉男さんが大好きなんですね。その二人に似ていたので選びました。俳優に負けないぐらいの説得力のある顔のアップの絵だと思うんですよね。これがオチのコマにくれば、前半はなんでもいいと思うくらい、すごくもっていかれました。いい顔を描いてくれたなぁ、君たち!というところです。

 

 

【ひのもとめぐる審査員】


ひのもと賞作品

鳥取県 鳥取県立米子高等学校

角田 明花(PN:はる鮫)

【審査員講評】

何もない宇宙ネタの何もないコマで落とすっていうのが、何っ?!と初め思った一枚でした。宇宙はどんどん膨張している、っていう科学的小ネタをいれているのもとても面白かったのと、あとその小ネタをどんどん、あ、なるほど、というふうに知っていくと、この虚無を描いた最後のコマが希望に見えてくるかもしれない、というところがとても良いと感じました。

 

 

 

 

【クメヒロオ審査員】


クメ賞作品

 

高知県 高知県立岡豊高等学校

相川 愛唯(PN:Rei)

【審査員講評】

ほのぼの感がNo.1という感じで選びました。この動物のキリンさんが高層ビルに配達するってなんか確かに新しすぎる生活だろうなあ、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【岩神義宏審査員】


岩神賞作品

台湾 三重高級中學

陳姿卉、李芸瑋、呂汶倩(PN:SKW)

【審査員講評】

私は擬人化するのが大好きなので、ルンバが王子様みたいになっているのにひかれたのと、自分の部屋で落ち込んでいる女の子がルンバがきたことで理想の新しい生活を手に入れたということに感動しているという、ここにひかれました。

【翻訳】

1 帰ってからまたあの汚い部屋を掃除しなくちゃ。

2 あれ~!

  部屋がこんなにきれいになってる。

3 おかえりなさいませ。

  お嬢様

4 え~、あなたが整理してくれたの。

  ありがとう・・・。

  あなたがいてくれたから、私の世界はパーフェクトだわ!

 

 

 

 

 

 

 

【木野陽ゲスト審査員】


木野賞作品

愛知県 愛知県立豊明高等学校

紺田 朱里(PN:おにぎり)

【審査員講評】

内容がだんだんエスカレートしていくような、まんがとしての演出をしっかり考えていらっしゃるだけじゃなくて、全体として高い完成度で描かれていたり、モノの差分がきちんと、修学旅行の小物が追加されている、みたいなところ、細かな気配りをして描かれているな、というところだったり、オンラインになってしまってできない事を前向きにやろうというところをとっても明るいテイストで描いてくださっていて、見て楽しい気持ちになれるのがいいなと思いました。

 

 

【弐尉マルコゲスト審査員】


弐尉賞作品

群馬県 群馬県立吉井高等学校

佐々木 唯歩(PN:いヴ)

【審査員講評】

コロナネタを避けたところで、新しすぎる生活様式、まあ新しい人種にまでなってしまっているわけなんですけれども、もっていき方がなかなかうまくて、地球温暖化のための海面上昇と言いながら、「人類にとって新たな一歩です」といっているんです。あれっ?っと思うんです。それがこの人たちにとっては正しかったんだ、という完全に新しすぎる生活を果たしている作品かな、と僕のなかで、コロナ以外と、新しいテーマにも沿っているということで推したい作品となりました。運び方もうまいので、構成もやるな、という感じです。

 

 

 

 

デジタル作品賞


デジタル作品賞 作品

静岡県 静岡県立伊東高等学校城ヶ崎分校

浅香 里桜(PN:軟体動物) 

※最優秀賞とダブル受賞

 

 

 

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