まんが甲子園とは
正式名称は、全国高等学校漫画選手権大会。
1992年に始まった、全国の高校生を対象としたまんがの大会。
参加生徒は「高校ペン児」の愛称で呼ばれ、出題されたテーマに沿って1枚の紙に「まんが」を描く。
チームで予選、1次競技、敗者復活戦を勝ち抜き、決勝戦で最優秀賞を決定。
最優秀校はクラブ助成金や、画材などの副賞を与えられ、その年の全国1位という名誉が得られる。
まんが甲子園の最大の特徴は、作品が「1枚」であること。
予選を勝ち抜いたペン児は、毎年8月に行われる本選大会(高知市)に集結し、B2大のパネルを使い、自由にテーマを表現する。
また、近年では、出版社によるスカウト制度も導入。新人漫画家の発掘にも力を入れ、デビューへの新たな登竜門となっている。
数ある「○○甲子園」の元祖でもあり、平成23年には第20回大会を迎えた。
毎年、全国から約300校が参加する、とても大きな大会なのだ。
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