超速可変モドリガ

古来より土佐は「鰹の国」と呼ばれ、鰹族が魚族の王として君臨し平和な日々が続いていた。

 

時は移り平成の世、乱暴なウツボ族や凶暴で凶悪なフカ族が土佐の海を荒らし、鰹族は追いやられてしまった。

 

そんな乱世の中一匹の鰹が立ち上がった。
それは鰹族の王子「モドリガ」だった。

 

モドリガは幼魚の頃はおとなしく目立たない為、影では姫鰹と呼ばれていたが今ではすっかりたくましい勝男武士となっていた。

 

モドリガは七つの海を回遊（超勝術）を手に入れ、七つのちちこ（七つの心臓）の紋をもつ。
これにより超速で七つの可変が出来るようになったのである。

 

平和な土佐の海を取り戻す為モドリガは家来の小判鯨と共に可変し悪に立ち向かうのであった。

超速可変モドリガ～土佐海戦記～

超速可変モドリガ

正義感が強く、勇敢で逞しい若き勝男武士。土佐を自由で平等・平和な国にする為に、どんな困難・強敵にも立ち向かう。
七つちちこの家紋を回転させる超勝術を使い、超速で超戦闘鰹武将「カツオス」に可変する。　
土佐の出来鰹と呼ばれている。

超戦闘鰹武将カツオス

「モドリガ」の七つの超勝術のひとつ(超勝甲冑)により、鎧・兜で武装し、攻撃力・防御力・機動力と戦闘力がパワーアップされたカツオスの戦闘基本形に超速で可変する。
さらに六つの超勝術で、目と家紋の発光色を変えて、超戦闘力を発揮し戦うことができる。

千両可変小判鯨

モドリガの家来で、別名「千両鯨」とも呼ばれている。ユーモアがあり、気はやさしくて力持ち。
得意技は体当たり攻撃。主君モドリガのためなら何でもするが、のろまでドジなところがある。
額の上の千両小判をカツオスが押すことによって、戦闘勇魚「千領鯨車」へと可変する。

戦闘勇魚千領鯨車

戦国の武将たちを乗せて戦う馬のようにカツオスを乗せて戦う武装した戦車のような鯨車。海底・海中・海上から陸上と、泳ぎ走り、青色の飛行形態になり、空を飛ぶこともできる。
かつら部分が戦車の砲塔のようになっており、中に乗り込むと、頭部銃座で操作ができる。360°旋回可能な大砲を一門搭載、かんざし部は対空用機関銃。

ウツボギャングウツボス

金髪に白いマフラー、胸にサンゴを飾るウツボギャングのボス「ウツボス」は、武器にマシンガンを持っている。
冷酷で執念深く、一度狙った獲物は逃がさない。

フカ海賊フカキング

凶暴で凶悪なフカキングは、荒くれ者のフカ海賊たちのボス。
強力で大型の真空剣を武器に持っており、万物を切り裂く。襲撃しては、極悪非道の限りをつくす。

3大幹部ウツボーズ

乱暴な海のギャング、ウツボーズ（3大幹部）は、それぞれ赤・緑・青のポケットチーフとマフラーをしていることから、ウツレッド・ウツグリーン・ウツブルーと呼ばれている。
武器にピストルを持ち、ボスの命令で戦闘車のウツボーガーに乗り込み、突然出没しては暴れ廻る。

3大海賊フッカーズ

凶暴で荒くれ者のフッカーズ（3大海賊）は、それぞれ赤・青・黒の囚人服を着ていることから、フカレッド・フカブルー・フカブラックと呼ばれている。
武器に真空剣を持ち、ボスのフカキングの命令で、戦闘船メガブカドンに乗り込み、大海原を荒らしまわる。

戦闘車ウツボーガー

水陸両用の高性能戦闘車。スライドオープン式4人乗りで、ボスのウツボスと3大幹部のウツボーズが乗る。特殊なボディーと強化された防弾ガラス、海底でくいつきの良いスタッズタイヤを装着し、縦横無尽に走り廻る。
フロントグリル部の口は開閉ができ、口にくわえた葉巻風の円筒形部分は取り外し可能な携帯用火気バズーカ砲で、強力な威力を持ち、戦車さえも一撃で爆破してしまう。

戦闘船メガブカドン

戦闘船メガフカドンは、フカキングの命令により、戦略的に襲撃する戦闘海賊船。
左右の両ヒレに4挺の機銃、胴体上部及び、胴体下部に4門の機関砲を装備した上に、魚雷やメガトン爆弾をも搭載した超悪の海の要塞だ。